税務会計面に起因する、会社の状況や業績が良くわからない主な理由は以下の3点です。

  1. 月次決算のレベルがあまり正確でない。
  2. 月次決算の報告が遅すぎる。
  3. 経営に役立つ情報が提供されない。

1.月次決算のレベルがあまり正確でない。

 この場合には、正確でない原因はいくつもあると思われますが、まずは、一刻も早く税務会計のプロである私どもにご相談下さい。間違った情報をもとに正しい意思決定は不可能です。

 

2.月次決算の報告が遅すぎる。

 税務会計の職に就いた方の傾向として、どうしても正確な数字を確認できるまで、一切報告しないまたは出来ない、という特色があります。でも経営者は、1円単位まで正確でなくても、1日でも早く経営数値を確認し、次の一手を打ちたいものです。日々闘っている経営者に、1か月前や2か月前の試算表を提出しても見向きもされないものです。

 

3.経営に役立つ情報がタイムリーに提供されない。

 経営者が真に欲している情報は何か、あるいは経営者ご自身が必要な情報を十分に吟味しているのか。そして、これらの情報が、経営者の意思決定に役立つタイミングまでに迅速、適切に提供されているのか。 当社では、税務会計のプロから見て経営に必須な情報を抽出し、経営者の意思決定に必要なタイミングでそれを提供するための仕組み作りをご支援いたします。

 

 「会社の状況、業績が良くわからない」という経営者の方には、適切な情報をタイムリーに提供できる仕組み作りをご支援いたします。

 毎月の試算表は2か月から3か月後、決算時の年次決算も申告期限ギリギリで決算内容の報告を受けている経営者の方が未だに多いようです。これでは、税務会計はコスト要因にしかなりません。しかし、やり方や意識を変えれば、税務会計から、経営に必要な情報がタイムリーに経営者に提供されるのです。

解決策の一例として

1.速報と確定情報を区分する。(月次決算)

 「取引先からの請求書が翌月の10日過ぎでないと届かないなどの理由で、試算表は20日過ぎでないと確定しません!」というのが、よくある税務会計担当者の言い訳です。このパターンの税務会計担当者は、経営者の気持ちを全く分かっていないのです。

 当社では、このような場合の解決策の一つとして、速報と確定情報を区別し、経営者向けの速報体制の仕組み作りをご支援しています。

 経営者は、何も1円まで合わせた試算表を見ないと経営の意思決定ができないわけではないのです。経営速報としては、例えば千円単位や百万円単位で、不確定要素が明確になっていれば、それで十分なのです。

 ただし、速報値の中に、経営者の意思決定に必要な情報を盛り込むことが重要です。また、その速報報告時に当社スタッフが立会い、情報の意味をご説明する場合もあります。それにより、経営者は、より正確に、かつ、経営者自身がお気づきにならなかった項目も把握できるのです。

 

 

 

 当社は、他にも、年次決算の進め方など、適時適切な情報提供を基本に、経営者の意思決定のご支援をしております。

 納税額の算出が遅い、ということは、会社の資金繰りの大変さを無視しているようなものです。大きく分けて以下の2点の問題点があります。

1.納税資金の問題

 まずは、納税資金自体の問題です。たとえば、申告期限間近になって、「明日、納付期限です。納税額は8000万円です。」と言われて「ハイ、わかりました。」と言える会社はそうはありません。しかし、現実には、本当に納付期限ギリギリまで何のアナウンスもしない(できない?)会計事務所もあるようです。経営者の資金繰りの大変さを理解していないとしか言いようがありません。

 当社では、申告月ではなく、決算月前の決算打合せ時から、決算予想数値を基に納税概算額をアナウンスするようにしています。

2.納税額と資金調達

 また、納税額自体、会社の資金調達力に大きく影響する項目であることの認識も重要です。金融機関等(保証協会を含む)が、御社の決算書を評価する場合に、どれくらいの利益ができているのか、どれくらい税金を納めているのか、未納の税金はないのかなどもチェックされます。

 そのため、当社では、特に資金調達が必要な場合には、決算月前からの決算打合せを重要視し、必要資金の調達をできるだけスムーズにできるような決算を組むべく、対策を提案いたします。

 「納税金額の算出が遅い」ということは、その時の納税資金自体の問題だけではなく、その後の資金調達にも大きな影響を及ぼすという認識のもと、当社では、事前アナウンス及び対策を行っております。

企業の存続・成長を支援する会計事務所です! 
執務室.jpg
私どもエールパートナーズ会計宍戸公認会計士・税理士事務所は、これまで真摯に業務に取組んで来た結果、 お客様からの感謝の言葉と高い評価を多数いただいてまいりました。

経営に関してお悩みをお持ちならば、どうぞお気軽にご相談ください。 最良の解決策を一緒に見つけ出しましょう。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せはこちら

03-5215-3811

起業・創業、相続対策、企業再生、資金調達、上場支援などの問題にも多くの実績があります。経理業務の支援は、専門スタッフの人材紹介・人材派遣やアウトソーシング等、多面的に展開中。
経験豊富な公認会計士、税理士をはじめ、スタッフ一同が懇切丁寧をモットーに対応しております。お気軽にご相談下さい。

経理のお仕事をお探しの方は
こちら

経理スタッフをご検討の企業様もこちらをご覧ください

プロフィール

代表の宍戸賢輔です。

企業の存続と成長を支援することが私の使命と考えております。

住所

■紀尾井町オフィス
〒102-0094
東京都千代田区紀尾井町3-10
紀尾井町ガーデンタワー2402
■会津オフィス
〒967-0004
福島県南会津郡南会津町田島中町甲3944-11

紀尾井町オフィスへの
アクセス

■東京メトロ有楽町線「麹町駅」2番出口より徒歩約3分

■東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」1,2番出口より徒歩約6分

■東京メトロ南北線「永田町駅」(有楽町線、半蔵門線も利用可)9番出口より徒歩約 8 分

■JR中央線、総武線「四ツ谷駅」(地下鉄丸ノ内線、南北線も利用可)麹町口より徒歩約10分

■東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」地下連絡通路D出口より徒歩約10分

紀尾井町ガーデンタワーは紀尾井町ビルと同じ建物ですが、入口が異なりますのでご注意ください。

尚、お車でお越しの際は、弊社までお問合わせください。

お気軽に
お問合せください

お電話でのお問合せ

03-5215-3811