文●人材開発室 田嶋 雅代
挨拶をきっかけに始まるコミュニケーション。挨拶から会話へとつながり、信頼関係を深めていくためには、何が必要でしょうか。
挨拶+もう一言
「先日の○○会は盛況でしたね」「風邪の具合はいかがですか」等、相手のことを気遣う言葉は、相手を見ていますよ、関心がありますよ、敬意をもっていますよ、ということを知らせることができます。こうした挨拶に続くことばから会話へとつなげることができます。
どんな言葉がふさわしい?
日頃から親交のある相手ならば、観察しているとふさわしい言葉が見えてきます。感謝、ねぎらい、励まし、気遣い等の気持ちを表す言葉をつないでみてはいかがでしょうか。 あまり面識のない相手ならば、「寒くなりましたね」等、季節やお天気に話題を見つけるとよいでしょう。 挨拶について、前回は基本編として気をつけたいことを、今回は応用編としてコミュニケーションを発展させる方法を考えました。挨拶にもうひと言を付け加えることによって、一往復の言葉のやり取りが、何往復にもなる会話に発展する可能性が広がります。こうして人間関係を深めていくことは、ビジネスにおいても重要です。
(監修:ビジネスマナー講師 八巻 惠子)
エールパートナーズ会計発行:成長企業のための情報誌「グローイングカンパニー」
2011年12月号(VOL 137)より
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