文●人材開発室 田嶋 雅代
日常会話だけでなく、電話応対、報・連・相、プレゼンテーション等、さまざまな場面で「話す」ことは欠かせません。話す時の基本を見直してみましょう。
【事前準備】
○ 伝えるべき内容をメモに書き出すなど、自身の考えを整理する。
○ 結論から話を始める等、相手が理解しやすい組み立てを考える。
【声の大きさ・速さ】
○ 落ち着いて、ゆっくり、はっきりと話す。
× 小さな声でぼそぼそと話す。声がうわずって早口になる。
【姿勢・視線】
○ 相手とは正対し、目を見て話す。
× 姿勢を崩し、書類にばかり目を落としたり、伏し目がちに話す。
【話の進め方】
○ ひとつひとつの文章は短く話す。
× 自分が思いつくまま、一方的に話し続ける。
【相手の反応を観察】
○ 頷きながら聞いている。
× 不安そうな表情をしている。
こちらの発する情報をこちらの発信した通りに相手が受信出来ないと、誤解・認識のズレ等の問題が起こります。こちらの話が終わったら、不明点がないかを尋ね、相手が復唱確認する内容に間違いがないかを確認しましょう。
(監修:ビジネスマナー講師 八巻 惠子)
エールパートナーズ会計発行:成長企業のための情報誌「グローイングカンパニー」
2011年6月号(VOL 131)より
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