情報発信の主役は、印刷物からインターネットに移りつつあります。各企業がユーザー獲得のためにインターネット上でも競争しています。そのため「SEO対策」が注目されているのです。

 

　これから解説するSEO対策とは、「本当に来ていただきたいお客様に来ていただく」ことです。SEO対策をしてアクセス数（自社のWebサイトへの来客数）は上がったものの、お取引するお客様は増えないと聞く事がありますが、これは自社の事業とマッチしていない来客が増えたという事です。自社にとって最も来ていただきたいお客様は、どんなキーワードをGoogleやYahoo!で検索しているか？それをきちんと絞り込み、自社のWebサイトの適切な場所に記述しなければ、取引につながるお客様は来てくれません。

 

　SEOとは「Search Engine Optimization」（検索エンジンの最適化）の略です。ユーザーがGoogleやYahoo!で検索した時に、自社のWebサイトが上位に表示されるために自社のWebサイトの構造や内容を最適化する事です。 では、何故それが必要なのでしょうか？ユーザーが検索した時に、上位に表示されればされるほど、自社のWebサイトへ来て頂く確率が高くなります。そのためには自社の商品やサービスに関心のあるユーザーを誘導するためのSEOが重要になってくるのです。

 

　キーワードは単語を組み合わせることが効果的とされています。 例えば、三軒茶屋の不動産屋さんがキーワードを入れる時に、「不動産」では、どんな努力をしても上位に表示される事はありません。最低でも「三軒茶屋　不動産」、「不動産　三軒茶屋」のキーワードの埋め込みが必要です。ただし、不動産だと漠然としています。これでは、来てほしいお客様が来るのは難しいでしょう。例えば、２月、３月だと進学する大学が決まり、住まいを探す人たちが様々な方法で検索してきます。これを意識して「三軒茶屋　賃貸マンション」等のように、最も来ていただきたいお客様が明確である事が必要です。より目的に合った絞り込んだ語句が良い事は言うまでもありません。