文●代表 宍戸賢輔(公認会計士・税理士・MBA)
■ 立山に行きました。
3000m級の北アルプスの山々を間近に感じられる場所、それが立山黒部アルペンルートです。登山の技術や体力は要せず、乗り物を乗り次いで現地に到達できるため、気軽に訪れることも可能です。【地図】
今回は富山県側から入りました。立山駅からケーブルカーとバスを乗り継ぎ、弥陀ヶ原を経てアルペンルート中の最高点2450mに位置する室堂に至ります。長野県側からならば扇沢駅からトロリーバスで黒部ダムへ・黒部湖を経てケーブルカー・ロープウェイを乗り継ぎ大観峰へ、さらにトロリーバスで室堂へと至ることができます。
■ 剱岳も間近に
古くから信仰の山として崇められ、室町時代にはすでに修験者たちが登っていた痕跡が残る立山連峰。写真、手前は別山、その向こうには剱岳が見えます。【写真1別山と劔岳】
また、雲の合間からは眼下に富山湾が見え隠れするパノラマが広がります。【写真2雲海の下の富山湾】
■ 散策コースもレベルに応じて
室堂付近をはじめ、各所には初級者からでも楽しめる散策コースがあります。みくりが池周回コースもそのひとつ。運が良ければ天然記念物の雷鳥と出会うことができるかもしれません。【写真3みくりが池】
■ 四季折々に見所満載
立山黒部アルペンルートのホームページによれば、室堂付近では、すでに紅葉も始まった模様です。これから山々は赤や黄色に染まり、初冠雪の便りも聞かれることでしょう。雪に閉ざされる12月1日から4月9日までは冬季休業となり、4月10日、雪の壁とともに新しいシーズンが始まります。
山の虫に噛まれたものの、なかなか本格的な登山に足を運ぶこともかないません。せめて美しい景色を眺めて英気を養いたいと思います。
エールパートナーズ会計発行:成長企業のための情報誌「グローイングカンパニー」
2010年10月号(VOL 123)より
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