湿っぽい話ですが
▼梅雨に入り、うっとうしい毎日です。立ち込めた曇り空、まとわりつくような湿った空気、気分も滅入ってしまいがちなこの季節。それならいっそ、じめじめついでに涙で流してしまうというのはいかがでしょうか?
涙する場面
▼泣いてなんかいられるか!おっしゃるとおり、そうは言っても大人になると、涙するのはいつでもどこでもOKというわけにもいきません。▼ところで、最近どんなときに涙を流したでしょうか?悲しいことがあった時、嬉しいことがあった時、辛いことがあった時、何かに感動した時、たまねぎを刻んだ時・・・?!涙する場面は人それぞれです。▼私自身の例で恐縮ですが、皆で力を合わせて頑張る姿を見ると、ついホロっとします。高校野球の入場行進を見ても、この場に至るまでどれほどの努力をしたかということに思いを馳せ、涙ぐんでしまうのです。
涙の効用
▼涙を流したら、泣いた後では気分がすっきりしたという経験をお持ちではありませんか。実は泣くことはストレス解消にもつながるといわれています。感情の高まりから出る涙は、ストレス反応として分泌されたホルモンを、体の外へ出す働きをしています。泣くことはマッサージやエクササイズ以上に緊張を開放する効果が高いそうです。▼逆に言えば、泣きたいのを堪えることは、ストレスを外に出す機会を抑えることになります。つまり、ストレスは内側に溜まるので心身ともに悪影響を及ぼすことになるわけです。
晴れ晴れした心へ
▼毎日忙しくて、疲れているな、ちょっと辛いなと感じている読者の皆様、そんな時こそ、大いに泣いてみようではありませんか。▼映画を見て、音楽を聞いて、本を読んで、と思い思いの方法で涙を流してみませんか。今なら、サッカー・ワールドカップ開催中です。ご贔屓のチーム、お気に入りの選手に思い切り感情移入して感動の涙を流すには絶好のチャンスです。その後には、スカッと爽快な気分と、真夏の青空が待っているはずです。
JPAスタッフに聞く、最近どんなことで泣きましたか?
●サッカー日本代表カメルーン戦に勝利!
●映画「カールじいさんの空飛ぶ家」を見て
●映画「ROOKIESー卒業ー」を見て
●小学生の時以来泣いていない! 等