文●田嶋雅代
初めての顔合わせで仲介役となった場合、紹介は「目下を先に目上を後に紹介」が基本です。初顔合わせだからこそお互いに好印象となるような気配りを心がけましょう。
例1 社内の人を先に紹介し社外の人を後に紹介する
課長のAでございます。
こちらはB商事販売課長のC様です。
例2 地位が下の人を先に紹介し地位が上の人を後に紹介する
D株式会社営業部課長のE様です。
こちらはF社販売部長のG様です。
例3 年齢が下の人を先に紹介し年齢が上の人を後に紹介する
同期入社のH君です。こちら大学の先輩のIさんです。
例4 一人を先に紹介し複数を後に紹介する
こちら新しく入社されたJさんです。
左からKさん、Lさん、Mさん・・・です。
例5 身内の人を先に紹介し他人を後に紹介する
家内です。こちら会社でお世話になっているNさんです。

自分が紹介者でどちらを先に紹介するかを迷った場合は、「目上の人が目下の人を先に知る権利がある」ため、目上の方の名前を呼んで声を掛けましょう。例1の場合ならば、「B様、課長のAでございます。・・・」という具合です。
監修:ビジネスマナー講師 八巻 惠子